こちらは弊社直輸入のオールド・トム・ジン。
製造はカナダのバンクーバーにあるハイウッド社にお願いして、オリジナルレシピのもと製造して頂いています。ドライ・ジンにコリアンダーや柑橘系のボタニカルで香味付けをし、糖分を加えた甘口ジンで、まろやかな味わいです。
名前の由来は18世紀のヴィクトリア女王が統治し、産業革命を迎えたイギリスにさかのぼります。今のドライ・ジンのスタイルを築いた「連続式蒸留機」が誕生した時代でもあります。
一部のパブが公共の歩道の頭上に掲げていた、黒猫に似た形の木製の看板に由来するものと思われます。イギリスでは雄猫を総称して「トム・キャット」と呼び、当時イギリス政府は粗悪なジンの流通をくい止めようとジンの製造が難しくなるほどの高い課税と厳しい免許制度を課しましたが、これは結局のところシーンの地下化・ジンの密造を引き起こすこととなりました。米国の禁酒法と同様、至るところで密造や密売が開始され、密売の目印として「黒い年老いた猫」の看板が店先に掲げられ、その「年老いた雄猫」から、「オールド・トム」という名前になったとされています。
そんなパブの店先の猫の前足の看板の下には、金銭を中に入れる隙間と鉛管が設けられており、この管からパブの中にいるバーテンダーが注いだ、1ショットのジンが流れてくるようになっていたという興味深い話しもあります。
オールド・トム・ジンは、基本的な製法はドライ・ジンとまったく同じで、砂糖を2%程度加えて甘口に仕上げたジンでした。当時はまだ雑味が多く、飲みやすくするために砂糖で甘味づけが行われていました。18世紀のイギリスではかなり人気の高かったジンですが、1920年代にはドライ・ジンが主流になり、一時イギリスでは殆ど製造されることが無くなりました。しかし近年になり、再評価されるようなり、当時のレシピを元にさまざまな蒸留所で再び造られるようになりました。
甘めのジンとなるため、初心者の方でも口にしやすいジンとなっています。ドライ・ジンのストレートやロックが苦手という方はこちらを試してみてもいいかもしれません。レモンの爽やかさが加わった、カクテル「トム・コリンズ」を造るのもよいでしょう。
昨今、ジンというスピリッツが世界中から注目を浴びています。
たくさんのクラフトディスティラリーから高品質の新しいジンが発売されていますが、ジンの歴史を知るうえで是非味わって頂きたい吉田屋オリジナル・オールド・トム・ジンです。
製造はカナダのバンクーバーにあるハイウッド社にお願いして、オリジナルレシピのもと製造して頂いています。ドライ・ジンにコリアンダーや柑橘系のボタニカルで香味付けをし、糖分を加えた甘口ジンで、まろやかな味わいです。
名前の由来は18世紀のヴィクトリア女王が統治し、産業革命を迎えたイギリスにさかのぼります。今のドライ・ジンのスタイルを築いた「連続式蒸留機」が誕生した時代でもあります。
一部のパブが公共の歩道の頭上に掲げていた、黒猫に似た形の木製の看板に由来するものと思われます。イギリスでは雄猫を総称して「トム・キャット」と呼び、当時イギリス政府は粗悪なジンの流通をくい止めようとジンの製造が難しくなるほどの高い課税と厳しい免許制度を課しましたが、これは結局のところシーンの地下化・ジンの密造を引き起こすこととなりました。米国の禁酒法と同様、至るところで密造や密売が開始され、密売の目印として「黒い年老いた猫」の看板が店先に掲げられ、その「年老いた雄猫」から、「オールド・トム」という名前になったとされています。
そんなパブの店先の猫の前足の看板の下には、金銭を中に入れる隙間と鉛管が設けられており、この管からパブの中にいるバーテンダーが注いだ、1ショットのジンが流れてくるようになっていたという興味深い話しもあります。
オールド・トム・ジンは、基本的な製法はドライ・ジンとまったく同じで、砂糖を2%程度加えて甘口に仕上げたジンでした。当時はまだ雑味が多く、飲みやすくするために砂糖で甘味づけが行われていました。18世紀のイギリスではかなり人気の高かったジンですが、1920年代にはドライ・ジンが主流になり、一時イギリスでは殆ど製造されることが無くなりました。しかし近年になり、再評価されるようなり、当時のレシピを元にさまざまな蒸留所で再び造られるようになりました。
甘めのジンとなるため、初心者の方でも口にしやすいジンとなっています。ドライ・ジンのストレートやロックが苦手という方はこちらを試してみてもいいかもしれません。レモンの爽やかさが加わった、カクテル「トム・コリンズ」を造るのもよいでしょう。
昨今、ジンというスピリッツが世界中から注目を浴びています。
たくさんのクラフトディスティラリーから高品質の新しいジンが発売されていますが、ジンの歴史を知るうえで是非味わって頂きたい吉田屋オリジナル・オールド・トム・ジンです。
産地 | カナダ |
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作り手 | ハイウッド社 |
主要ボタニカル | ジュニパーベリー、コエンドロの実、アンゼリカの根、オレンジの皮、ヨウシュネズの油、アンゼリカの根の油、コエンドロの油 |
アルコール度数 | 40度 |
こんな時に・・・
トムコリンズに
初心者向け
贈り物に